第一日 燃える男と赤いトラクター

さてはて、突然の火事であわてる兄弟です。

 

 

全員「あわあわあわあわあわ!」

 

 

一郎「そうだ!こんな時こそ!」

 

一郎はどこから持ち出したのか消火器で火に挑みます。

(何か「尻」から取り出したように見えるんだけど…気のせいだよな…)

 

ぶしゅーーーーー!

一郎は果敢に火に挑みます。

 

次郎「すげぇ!すげいぞ兄者!」

三郎「兄者!ホレボレするぜ!」

四郎「さすが我が兄者!!」

 

一郎「弟者…お前らも手伝えよ。」

 

一郎の活躍で無事火は消えました。

 

 

次郎「ううむ。あれだけ盛大に燃えたのに箱は全然焦げてない…」

三郎「謎だな。兄者」

次郎「とりあえず荷物は放って置いて、家を建てる計画を練ろう」

一郎「うむ。そうしよう」

 

そうそう。ここでスクリーンショット貼ってて気付いたけど

「ちんこの修正忘れてる。」

元々シムピープルには「モザイク機能」がついていて、お風呂にはいるときやトイレ中は

自動でモザイクがかかるんだけどそれ外しちゃったんよねぇ。

(あっても彼らは全裸が私服だから修正はいらないんだけどね。)

ま、とりあえず気にしちゃだめ。イヤラシイ目で見なければ、ちんこなんてただの突起物。

 

 

一郎「さて、と。」

一郎は全員を集めて家の間取りを考えます。

一郎「ううむ。間取り…」

次郎「兄者。間取りとは?」

一郎「弟者よ。間を取る事を間取りというのだよ。」

次郎「ほう!そうなのか!さすが兄者!」

分からない説明に分からない納得。

彼らに任せておいても話が進まないので勝手に家を建てちゃいます。

 

・・

 

・・・

 

・・・・

 

・・・・

んで、完成。

必要最低限の家具だけはそろえてあげました。

 

兄弟は早速家の中に入ってあちこち見ていきます。

一郎「おお!テーブル!」

変なところで感動する一郎

一通り見て回ったところで次郎は言います。

次郎「それでは少し遅いが昼にしよう。」

三郎「うむ。では四郎弟者、料理を頼む。」

こうして四人は仲良く食事です。

次郎「ほう。今日のメニューはタンパク質豊富だな。」

四郎「体が資本だからな。兄者。」

 

食事も終わり、ぼーっと立ってる兄弟。

衣食住(彼らの場合『衣』は無いけど。)に足りる物しかないため、有効な時間の使い方が出来ません。

「ぼー…」

一郎「いかんな。せっかく引っ越したのに何もやる事が無いだなんて。」

この状況を見た一郎は新しい家具の購入を検討します。

楽しい音楽、体を鍛えるトレーニングマシーン。百科事典の詰まった本棚。

この殺風景な家に必要な物はいくらでも思いつきます。

 

一郎「弟者。ちょっと集まってくれ。」

三郎「ん?どうした。兄者?」

一郎「少し会議を開きたい。」

次郎「なんだろう?」

・・

・・・・

席に着く兄弟たち。

全員集まったところで一郎は立ち上がります。

 

一郎「コホン。」

一郎は声を張り上げ演説します。

一郎「私の弟、諸君らが愛したガルマ・ザビは死んだ、何故だ!」

・・・

・・・・

三郎「……兄者…分からない人は全然分からないぞ。それ…」

四郎「それに何故ギレン…」

一郎「うむ。すまん。大勢の観衆を目の前にするとつい…」

次郎「他に三人しかいないだろうに。」

 

次郎「ま、落ち着いて話そう。」

一郎「うむ。」

一郎「我々の家に足りない物を買いに行こうかと思う。どんな物が欲しいか意見を聞きたい」

四郎「ほう、兄者。たとえばどのような物を?」

一郎「うむ。例えば…食後のひとときを和やかにする音楽や、兄弟で遊べる物などだな。」

三郎「なるほど…」

次郎「そういえば兄者。この家にはテレビが無いな。」

三郎「うむ。確かに。時代の最先端に乗り遅れないためにもテレビは必要だな。」

一郎「うむ。ではテレビを購入しよう。」

次郎「そうだな…後は遊べる物か…」

四郎「兄者。提案があるのだが。」

一郎「四郎弟者。何だ。」

四郎「バナナの皮…」

全員「!?」

四郎「バナナの皮はすごいらしい…」

次郎「何がどうすごいのだ?」

四郎「いや…分からないが…前から気になっていた。」

一郎「ふうむ…。よかろう。では四郎弟者。テレビとバナナの皮とやらを買ってきてくれ。」

四郎「わかった。では行ってくる。」

 

こうして四郎はお買い物に出かけます。全裸で。

 

さて、続きは次のページへ…。

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