外から帰ってきたクゥちゃんとチヒロちゃん。
おっと、そこは公開しません。レデーのプライバシーは守らないといけませんからね。
その間、クゥちゃんは晩ご飯を作ります。
クゥちゃんは手早くマカロニチーズを作ります。 手慣れた手つき、熟練の技。
犬が自分の晩飯をキッチンで作ってるなんて夢のようですね。
実はしっかりと家族分も作ってます。 なんていい奴!クゥちゃん! 見かけは妖しいアフロだけど、忠犬じゃないですか。素晴らしいです。
クゥちゃん作るマカロニチーズの匂いに惹かれて、ママがやってきました。
ママ「あら?クゥちゃん。晩ご飯作ってくれたの?」 ママ、それについて疑問を持たないのはどうかと思うぞ。 クゥちゃん「ワン。」 ママ「まぁ!子犬なのにお利口さんね。」
そういえば子犬なんだよな。こいつ。 クゥちゃん「ワン。」
クゥちゃんは表情を変えずにいいます。COOLだぜ。 この日、家族の晩ご飯はクゥちゃん作ったマカロニチーズでした。
ご飯の後、クゥちゃんとチヒロちゃんはリビングで遊んでいます。
チヒロ「うわぁー!クゥちゃんアースウインド&ファイアーの物まね上手!」 クゥちゃん「ワン。」 チヒロ「じゃあ今度はスライ&ザ・ファミリーストーンの物まねしてみて!」 クゥちゃん「ワン。」
チヒロちゃん…その選曲はただの渋好みなのか?それとも別の理由があるのか? と、楽しく遊んでるところで突然クゥちゃんがプルプルと震えながら激しい意思表示を始めました。 クゥちゃん「ワ…ワン。」 チヒロ「どうしたの?クゥちゃん?」
クゥちゃん「ワ…………ンッ!」 チヒロ「もしかして…おトイレ?」 クゥちゃん「ワンッ!」 チヒロ「あっ!わかった!待ってて!ママに聞いてくる!」
チヒロちゃんはキッチンに駆け込みます。
ってクゥちゃん…こんな時は「クーン」位言ってみたらどうなんでしょう。 それとも、「犬=ワンと言え」と誰かに教育されたのでしょうか…。怪しい陰謀の陰が見え隠れします。 (もしかしてハンニバル大佐あたりが…。)
とにかくそんな特攻野郎な事放っておいてチヒロちゃんはママに助けを求めます。
チヒロ「ママーッ!クゥちゃんが激しい尿意を催しているの!どうしよう!?」 ママ「あら。じゃあおトイレに連れてってあげなさい。」 チヒロ「ママ、クゥちゃんのトイレはどこへ行けばいいの?」 ママ「トイレならうちのトイレでいいと思うけど…だめかしら?」 チヒロ「えっ?クゥちゃんもトイレ使えるの?」 チヒロちゃんとしては犬用のトイレとか外なんて答えを期待していたんだと思います。 ママ「んー…トイレつかえるかクゥちゃんに聞いてみたらどお?」 あっさりとすごいことを言いますね。ママ。
チヒロ「クゥちゃん、うちのおトイレで用足せる?」 クゥちゃん「ワン。」
足せるのかよ。
(この間の画像は撮ってませんでした。)
とりあえず個室にこもって用を足すクゥちゃん。 トイレのしつけもすでにできているなんて…素晴らしい。
が、いつまでたってもクゥちゃんが出てきません。 外で待っているチヒロちゃんは心配になってきました。
チヒロ「クゥちゃーん、大丈夫ー?」 チヒロちゃんが浴室のドアを開けてみると…
クゥちゃん「…あ。」 チヒロ「…え?」
クゥちゃん、浴槽で男のシンボルを磨いてました。
ぶくぶくと浴槽に沈み込んで隠すクゥちゃん。 でもチヒロちゃんはそんなこと気にしてません。 男のシンボルを磨いていた事よりも、自分で風呂に入っていたことよりも衝撃的なことがあります。
チヒロ「クゥちゃん…今、あって言わなかった?」 クゥちゃん「ワン。」 チヒロ「言ったの?」 クゥちゃん「ワン。」 どうやらこれは否定のワン。の様です。 チヒロ「言わなかったの?」 クゥちゃん「ワン。」 これは肯定のワン。
チヒロ「………。」
チヒロちゃんの頭に、クゥちゃんが来たときの疑問がまた浮かんできました。
チヒロ「もしかして…クゥちゃん…やっぱり人間なんじゃないかなぁ。」 とりあえず子供が起きてるにはもう遅い時間です。 チヒロちゃんは悩みながら自分の部屋に帰ります。
と、その頃、リビングでは…
ママ「チヒロとクゥちゃん…仲良くしてくれるといいわねぇ。」 パパ「そうだね。」
ママはゲームを続けながら言います。
ママ「でも、チワワっておっきいのねぇ。私知らなかったわ…」 パパ「最近のはね。結構おっきいんだ。」 ママ「ふぅん。あ、パパ、スナックぱるの電話番号ってどう調べるんだっけ?」 パパ「ん?、コミヤのじじいを尋問すれば吐くよ。」 ママ「パパ…嘘ついてない?」
どうしてこんな所だけちゃんとつっこめるのでしょうか…ママ。
こうして大人の時間は更けていくのですが… クゥちゃんは今、なにをやってるんでしょう…?
あ、もう寝てますね。 健やかな寝顔です。
「犬は外」ってしきたりの元、一人で寝るクゥちゃん。 子犬なのに結構神経図太いようですね。
さてさて、クゥちゃんの第一日目はこうして終わりました。 次からの生活では何が起きるのでしょうか? 次回をお楽しみに…
って続き書こうかどうか悩んでいます。
いや、ね、実はクゥちゃんを登場させるってだけが |