五日目 全裸ドキドキパニック
さてさて。最終からもうちょっとで二年経っちゃうこのページ。
いい加減終わらせようと言うことで最終回です。
まー短いですが楽しんで頂けたら幸いです。
それでは。まいりましょう。
さて、社長のことをはっきりと変質者と言い切ったミシェールさん。
全裸たちを無視しての口論は続きます。
ミシェール『全く…全裸求人出すからこんなことになるんですよ!』
社長『いや…でも…』
ミシェール『でもじゃないです!町中全裸なんて変質者のやることです!そんなのは認めません!』
社長も自分でまずいかなとは思ってたようですが、全裸の魂が目覚めた社長は
ミシェールさんに全裸の素晴らしさを説明しようとします。
(つーかいつの間にか全裸談義に巻き込まれるミシェールさん。)
社長『しかし…生まれた時はみんな全裸じゃないか。』
ミシェール『だからなんですか!』
社長『いや…。全裸は…その…人生の始発駅とでも言うか…』
ミシェール『それがなんですか!』
社長『えっと…その…全裸には…愛が溢れて…』
ミシェール『全裸と愛は関係ありません!
全裸・地球博なんて誰も見に行かないでしょう!』
一郎『見たいぞ。』
次郎『私も見たいぞ。』
三郎『モ○ゾーとキッ○ロが全裸…』
四郎『中の人が丸見えだな…』
全裸の野次は無視してさらに議論は白熱します。
しかし社長…なかなか魂に響く言葉を言えません…。
社長『全裸は…その…ゆ、夢工場…』
社長…もうちょっと言うこと考えてから発言を…
ミシェール『!! 夢工場…?』
ミシェールさん、いきなり反応します。
社長『そ、そう…ドキドキ…』
ミシェール『
ド、ドキドキ!?』
社長『パ、パニック…』
ミシェール『
パニック!』
ミシェール『
すごい!何かしれないけど全裸すごい!』
社長『そ、そうだろう?大根引っこ抜いて投げつける事もできるんだ。』
ミシェール『だ!大根!』
社長『USAとして帰ってくるかもしれないし、
ホワイトタイガースが「狙いうち」を歌うかもしれない…』
ミシェール『社長!それはツムライリュージョンです!検索結果見せられても困ります!でもすごい!夢工場すごい!』
ミシェールさん。いきなり感動。
(っていいのか?こんな進展で…)
社長『だから全裸。わかってくれるね?』
その結論は強引すぎると思いますが、夢工場に感動したミシェールさんは素直です。
ミシェール『はいっ!全裸夢工場!』
熱く抱擁を交わす二人。
感涙に頬を濡らす二人。
そうです。
こうして全裸と愛と夢工場は世界を救ったのです。
(いつ救ったか聞くのはとても良くないことです。)
-終劇-
って嘘ですよ。
全裸への理解と愛が深まったこの部屋に、もう社長を邪魔する物はありません。
社長『今こそマイレボリューション第二章!』
社長はその場で服を脱ぐと、兄弟たちに向かい合いました。
社長『…ただいま…』
衣服との訣別を果たし、新たな道を進み始めた社長。
彼の周囲には全裸者だけがまとうオーラが満ちています。
一郎『嗚呼、全裸が…全裸の魂がまぶしい…』
次郎『素晴らしい!実に素晴らしい!』
三郎『なんて美しいんだ…嗚呼。』
四郎『…我々はただの観客になってないか?』
そもそも面接に来たはずですが、それさえも忘れられています。
でも…もういいんです。全裸なんです。全裸の愛が今日の目的なんです。
さりげなくカメラの死角を作るミシェールさん。秘書の鑑です。
社長は悠々と席に戻ります。
社長『待たせたね…じゃあ面接をしよう。』
こうして全裸面接が始まったのです…が。
社長『って思ったけど…いい。もう採用。OK。ばっちり。』
一郎『え!?あ、あまりにもいい加減ではないか…?』
四郎『一郎兄者…きっと2年も放置されて情熱が…』
次郎『しっ!それを言ってはいけない!』
社長『じゃあこのまま現地に行こう。』
社長に促され、納得できないまま席を立つ全裸兄弟。
四郎『え!?感想も何も無しか?終わりか?』
一郎『やはり…情熱が切れてしまったのか…』
そして強引に車に乗せられる全裸達…。
四郎『なぜだろう…「僕らの春はこれからだ!」って言葉が頭に渦巻く…』
次郎『ううむ…最後くらい感動的に〆たかったのに…』
三郎『ううむ…ううむ…』
一郎『ま、ぱらいそが我々を待っているのだ。贅沢は言わないでおこう。』
次郎『…うむ!そうだな!兄者。』
こうして全裸兄弟は南の島のリゾートで働くことになりました。
彼らの幸運を祈ってこのお話を終わりにしましょう…。
いかがでしたでしょう。何だか急に打ちきりになった漫画の様な
素晴らしいエンディングでしたね。
本当はこの後すごい展開があったりしたのですが、それは秘密にしておきましょう。
(ちゃんと考えてない、作るのがめんどくさいって事では…な、ないっすよ…。)
さてはて、1年数ヶ月放置してたんですねぇ。楽しみにしてた皆様、申し訳ないです。
次に何かネタを公開する際には…もうちょっと計画性を身につけたいと思います。
全裸兄弟の日記はこれにて終了です。
見に来てくれた皆様、ありがとうございました。
それでは次回、何かのネタでお会い致しましょう。
あなたの心にそっと残る全裸の思い出…
いつか悲しいことがあった時は呼びかけてみて下さい。
全裸兄弟はいつでもあなたの心にいます。
そう。丸出しで。
-おしまい-