患者はワガママ子猫ちゃん
空になってしまった千葉さんのベッド…。
さてさて…ドナドナを歌いつつメディカルスクールへ進むドクターはぎ。 「ごめんなさい千葉さん。あなたの貴い犠牲は決して無駄にはしません…。
」ドクターはぎはそう心に誓います。 さて、メディカルスクールの授業ですが、今回の授業はとっても役に立ちました。
「体を切開するときは麻酔をしてねっ。」
次回の手術からは麻酔は忘れません!もう忘れません。ノートに100回書いておきます。
これでドクターはぎの経験値がさらに上がりました。
1 基本は触診 …と思ったら続きの授業がありました。
いえ。そんな。切り裂きジャックだなんて誤解です。 どうせ受けを狙うなら手術中に腹の中からモーラーを出したり、
さて、嘆きのメディカルスクールを抜けると、ドクターはぎは次の 通りかかるドクターに明るく声をかける看護婦さん。
ドクター:「ハーイ、濃い顔の看護婦!」 ドクターも笑顔で応えます。すがすがしい病院での一コマですね。 さぁ、次の患者さんです。
あら。若い女性。今度のターゲットはあなたですか…。
「は、はい?」 あなたのことは忘れません!
「え?ド、ドクター…何を…?」 「ドクター…お話の内容が…」 「あの…何か私…ひどい病気なんでしょうか…?」 いえ。まだ診断してませんので何とも…。 「そう…ですか…。突然忘れないなんて言われたんで…私、死んじゃうのかと思いました…。」
あ、その予感は合ってるかもしれません。(ぼそっ
いえ!何でもないですよ。ハッハッハッハッハ……
さぁ!どうです!素晴らしいでしょう!あなたの命!私が預かったっ! 「い、いやっ!行きたくありません!担当の先生代えてくださいっ!看護婦さんっ!看護婦さーんっ!」 ハハハハハハハハハ!遠慮することはありません。さぁ!診断をいたしましょう!! 「イヤーーーーーーーーーーッ!!!」
病室に響く絹を裂くような悲鳴…。
ここから先は妄想力を働かせるために、音声のみお送りします。(画像撮ってなかった訳じゃないぞ。)
再生> ごそっ…ゴソゴソ…カチャリ… 「ヒィィィィ…」 ・・・・・・。 ・・・・・・。
「フフフフフ…さぁ…出して…ごらん…」
「い…いやぁ…。」
ごそごそ…。 ・・・・・・。
「ド、ドクター…。お願いします…痛く…痛くしないで…」 「全く…ワガママ子猫ちゃんだな…。」
「痛いの…イヤです…。」
「ハッハッハッ!これも診断の一つだ。痛いのも我慢してもらわないと困るね…。」 ・・・・・・。 「そ、そんな…。」 「フフフフ…そんなに震えて……さぁ…行くよ…。」 「お願いします…ドクター…おねが…」 ……。
「イバイ!」 「ほう…ここが…」 「イバイ!」 「そうか…ここがイバイんだね…なるほど…。」 「アーオッ!」 「なるほど。ここか!ここなんだね!」 「イバイ!」 「こっちは?こっちはどうだ?」 「ウーッ!」 「ハハハッハハハハハハ!そうか!こっちも!こっちもイバイんだな!ハハハハハハハ!」 「イバイ!」 「ハァハァ!いいぞっ!いいぞっ!じゃあココ!ここはどうだ?」 「アーオッ!」 「ワハハハハハハハハ!そうか!そうか!ではこっちもだろう?」
…。 「痛みはありません。」 ←イメージ
……………。
「あ、そ、そう。」 「…。」
「痛いのは…右脇腹にかけてですか…?」 「はい。」 「じゃあ…レントゲン…撮りましょうか…。」 「はい。」 「エー…。じゃあ、おなか…しまっていいですよ…。」 「はい。」 「じゃあ…レントゲン準備できたら呼びますので…」 「はい。」 「それじゃあ…」 「はい。」
コツコツコツ…バタン
>再生終了
どうですか…。ちっとは色々な妄想して頂けましたでしょうか…。 変態的診察は放っておいてレントゲンの結果を見てみましょう。
パシャリ
あ、また結石がありますね。この患者さんも千葉さんと同じ症状です。
って、実はドクターはぎ、メディカルスクールで怒られた時にもう一つ専門知識を身につけていたのです。
どうやら一から十まで全部治療しなきゃいけないって訳では無いようです。
今度の患者さんはちゃんと専門医に委託して、元気になってもらいましょう。 ほいっと、観察にチェック…あ、違う。専門医に委託にチェック。(スクリーンショット取り忘れ。)
サインは…気にしないでください。ゲーム中に自分のサイン書けるんですけど、 さて、適切な診断を行ったドクターは病室を後にします。
今回は出た途端に霊安室直行便にはなりませんでした。 代わりに待ってたのは我らが外科部長。
外科部長:「おめでとう!患者は腎臓結石に苦しんでいたので、専門医に任せたのは正しい判断でした。」
フフフフフ…。どうよ?救っちゃいましたよ。患者さん。
ま、手術で救えなかったというのはちょっと不満ですけど。まぁ助かったのならOKでしょう。 さぁ、次の患者さんの所へ行って、悩める患者さんを救いましょう。
-NEXT-(工事中) |